今回は、「自己株式とみなし配当」に関する演習問題を出題します。
なお、解答については、別途提供します。
演習問題1
甲社は、相対取引で乙社から1株当たり100円で5,000株自己株式を取得し、その後、取締役会の決議により、取得した自己株式の全てを1株当たり110円で処分した。
自己株式取得直前の甲社の資本金等の額は、4,000,000円であり、自己株式取得直前の甲社の発行済株式総数は50,000株であった。
また、乙社保有の甲社株式の1株当たり帳簿価額は70円であった。
なお、みなし配当の源泉所得税については、考慮しないものとする。